長男の格闘掲示板

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大相撲総括 - 長男

2024/03/25 (Mon) 18:26:06

尊富士の優勝は素晴らしいものであった。

しかしその反面全体としては課題もあった場所であった。
何せ照ノ富士が途中で休場してしまった。
満身創痍の照ノ富士。
先場所復活優勝を遂げたものの、2場所連続で元気な姿はもう見れないのだろうか・・・・。
あそこまでボロボロの身体だと引退した後の日常生活も大丈夫なのだろうか?
心配になってくる。
辞めたくても辞められない?
今横綱がいなくなったら大変だ。
何せ横綱になれそうな力士がいない。
霧島は今場所酷い相撲だった。
立て直しができずに負けがこんでしまった。
覇気も感じられなかった。
もっと闘志を表にだして闘って欲しいところ。

豊昇龍も酷かった。
事実上の変化を何回繰り返したのだ。
あれで勝ってもファンは喜ばない。
評価されない。
大関より上の地位を目指すなら来場所から変化はしない方が良い。
早く自分の型をつくるべきだ。

琴ノ若は俺としては及第点をあげたい。
大関に昇進しての初めての場所は殆どの力士が大した星をあげることができずに苦労している。
そんな中結果として10勝したのは評価できる。
ただ腰がやや高いのは気になるところ。
尊富士との一戦の敗因も腰高によるところがあるだろう。
しっかり腰を落として押し相撲にも対応できるようになって欲しい。
来場所からは大関の職責を果たす、つまり優勝争いに加わって欲しいね。

大の里も大いに活躍した。
体格にも恵まれており、今後が楽しみだ。
ただまだ脇の甘さが目立つ。
来場所以降この甘さを克服しないと上位力士たちのリベンジにあうだろう。

来場所は大関陣の巻き返しに期待をしたいところだ。

Re: 大相撲総括 - 田舎侍

2024/03/27 (Wed) 20:36:24

同郷の力士、尊富士が優勝を決めた。
ケガをしたときは、てっきり膝の靭帯かと思った。ならば千秋楽は出られないだろうと。おそらく、多くの観客がそう考えていたのではないか。
横綱の言葉(アドバイス)で変わったと話していたのが印象的だった。ケガから復帰し、最高位まで達した照ノ富士の言葉はやはり重かったのだろう。
尊富士の長所は出足の鋭さ、だが、最大の特徴はかいなの返しにある。差すのではなく、かいなを返して出る。だから相手は力を出せない。唯一、差してしまったのが豊昇龍との一戦だった。差したがために小手投げを食らうタイミングを与えてしまった。かいなを返していたならばあれほどの投げを食らうことなく勝てたはずである。
まずは怪我を治すこと。巡業は休んでいい。
そして、師匠も話していたが、やはり下半身の強化だろう。バネはありそうだが、体が硬いということなので二枚腰には期待薄か。それならば、はやりもっと重さが欲しい。筋力を伴った重さがあれば、怪我のリスクも減る。

あとは大の里ですね、やはり。
貴景勝との一戦は、時代が変わったことを印象付けた気がしますね。問題は、脇が甘くなること。これは琴の若にも言えること。上背がある力士の特徴だが、そこを克服してこそ上位を狙えるのだからなんとか頑張ってもらいたい。

角界には嵐が吹いている。
無論、宮城野部屋の件だ。
マスコミには書けないことがネット上では広まっている。
「貴闘力部屋」に詳しく出ているが、あの暴力事件をはじめとして相当にヤバい状態だったようだ。
ジャニーズといい、宝塚といい、角界といい、優良コンテンツを自負してきたような組織や団体がことごとく糾弾される時代がきた。
あらゆる被害者の恨みつらみが、時代の波となって襲いかかってきた感がある。
健全性を得られる日は来るのか。

Re: 大相撲総括 - 長男

2024/03/28 (Thu) 08:09:56

尊富士の身体を見ていて足の細さは気になっていた。
色々な記事の中で50mを6秒台で走るとあったのでスピードと筋力は兼ね備えていると思う。
しかし筋量(筋肉量)もこれからは欲しいところだ。
しっかりした土台があってこそ安定した相撲が取れるというもの。
これはウエイトトレーニングでしっかりスクワットを行う必要がある。
筋肉量アップの為には6回~12回しかできない重量でセットを組まなければならない。
筋肉量がアップすれば自ずと身体の上下のバランスも良くなり、体重も150キロ近くなると思われる。
ベンチプレスは220kgだとか。
上半身はもう筋力も筋量も充分であると思われる。

別の機会で触れようと考えていた話題でもあるが、怪我の場所中の対応には一般人、一般アスリート及びその関係者と力士では考え方が異なるケースが多いように思える。
今回尊富士が千秋楽出場に踏み切ったのは横綱照ノ富士の後押しが大きかったと言われている。
この報道を耳にした時、正直俺は耳を疑った。
横綱も大事な場面で無理をし過ぎて大変な目にあった力士だ。
復活できたものの常に爆弾を抱えている。
まだまだ若くてこれから先がある力士に出場を思いとどまらせるなら理解できるが、出場を後押しするとは驚いた。
どうやら力士、相撲界関係者の怪我への対応は少なくとも俺の理解の及ばないところにあるようだ。
という事で今回は書くつもりはなかったのだが、やはり田舎侍の投稿につい反応してしまった(苦笑)。

貴闘力部屋の動画は俺も見ている。
まああの暴力事件は相当に胸くそが悪くなる内容だな。
あれが本当ならお部屋は取りつぶしが妥当だろう。
マスコミが何故それを報道しないのか?
勿論様々な事情、意図があっての事である。
どこぞから報道規制の圧力がかかっているかもしれないし、マスコミがこの情報を隠し球として持っているのかもしれない・・・・。
いずれにしても世の中の動き、流れが変わって来ているのは事実だろう。

記録にも記憶にも残った尊富士 - 長男

2024/03/25 (Mon) 18:05:30

尊富士の優勝は衝撃的で感動的だった。
何せ新入幕優勝は110年ぶりの快挙だ。
当時よりレベルが上がっているであろう事は想像に難くない。
素晴らしい偉業である。
しかも体重は143キロと比較的軽い。
だがスピードとパワーは抜群だった。
今場所尊富士をまとも受け止められた力士はひとりもいなかった。
一瞬受け止めたと思っても素早く微妙に動いて相手を充分にさせなかった。
単純に勢いだけで真っ直ぐ押しているのとは違っていたのだ。

さて、問題は来場所以降だろう。
二ヶ月後にはまた本場所が始まってしまうのだ。
親方の証言によれば14日目の怪我で足首の靱帯が伸びてしまったという。
 この足首の捻挫、靱帯損傷がやっかいなのである。
軽度の損傷なら1~2ヶ月で伸びた靱帯は元の位置にもどるが、損傷具合が酷いと元に戻らない場合もままあるのだ。
尊富士の場合は軽度ではなかっただろう。
となると無理して出た結果、下手をすると靱帯が緩んでしまうという後遺症を引きずる可能性もある。
何はともあれ今日からはしっかり休む事である。
靱帯損傷は完全休養するしか回復方法がないのだ。
今回の強行出場はやむを得ないとしても、これからのリハビリは慎重に行う必要がある。
できれば次の場所は休場し、4ヶ月後の場所で復帰をして欲しいものだ。
まだ24歳と若い。
大事に育てて欲しいものである。

大相撲  台風の目 - 長男

2024/03/20 (Wed) 21:52:23

ここ数日混沌とする大相撲春場所で尊富士がにわかに注目されてきた。
今場所前頭17枚目になったばかりのこの力士がにわかに注目を集めたのだ。
なにせ今場所誰にも負けていない。
上位陣の星のつぶし合いも相まって今日の琴ノ若との対戦は見るに値するものだった。
動画を見ても143キロと現代の力士としては決して重くはないものの、パワーを感じさせる動きはなかなか良い。
しかしさすがに今横綱を目指そうという新進気鋭の琴ノ若には通用しないと思われた。
だが勝負はあっけないものだった。
先日までの勢いのままに前に出続けた尊富士。
見事に押しだしてみせた。
一点の迷い、曇りもない押しの相撲・・・・。
久し振りに気持ちの良い相撲だ。
明日以降どんな動きになるのだろう?
にわかに楽しみになってきた。
そして琴ノ若。
のこりの取組みをどう立て直すのか?
ここからが踏ん張りどころでもある。

大相撲中日 - 長男

2024/03/17 (Sun) 20:20:40

今場所も既に中日となった。
さて、今場所も以前からの数年抱えている問題点が露わになってしまった。
 先場所久し振りに復活した横綱照ノ富士が優勝!
そこまでは良かった。
しかし今場所はボロボロである。
取組みに踏ん張りが全くきいていない。
案の定早々に休場してしまった
膝ではなく腰との事だが、もはや身体はボロボロなのだろう。
見ていても痛々しい限りである。
彼を活かすならばもはや場所毎の出場は避けるしかないだろう。
一場所飛ばして年2~3場所の出場にするとか・・・。
引退させられないとの情報もある。
何せ今の大関陣で横綱になれそうな人材がいないのだ。
ことごとく大関に昇進した後皆停滞している。
豊昇龍はまあ致し方ないにしても霧島までもこのていたらく。
霧島は場所前の稽古では絶好調で琴ノ若にも圧勝していたようだ。
しかし本場所を迎えたとたんに敗北を重ねていった。
どうやら精神的に問題がありそう。
モンゴル人力士は皆精神的にタフな印象があるが、勿論力士の全てがそうである筈もない。
霧島は良くも悪くも闘気がおもてにでてこない。
何かかつての稀勢の里のような存在になってしまうのではないか?
といらぬ心配をしてしまうのである。
 さて、有力力士で何とか2敗で折り返したのが琴ノ若である。
豊昇龍、貴景勝が同じ2敗で折り返したが、やはりこれまでの動きをみる限り琴ノ若が最も安定している。
今の地位を超えられるのはやはり琴ノ若ではないかと思われるな。
ただ先場所照ノ富士に見せつけられた差を完全に埋めるまでは至っていない。
一場所でそれを望むのも酷である。
ただ横綱不在の時にチャンスをものにできるか?は重要である。
横綱になれる条件は過酷だ。
仮に今場所12勝で優勝しても次の場所が綱取りになるのか?
微妙なところだ。
横綱は作られるのではない。
自分で掴みとるものなのだ。
横綱を目指す力士にとっても、相撲協会にとっても苦難の道はまだ続く。

春の嵐!大相撲! - 長男

2024/03/13 (Wed) 20:30:29

さて、序盤だが春の場所の大相撲では大いなる異変が起きている。

元白鵬の宮城野部屋の暴力・廃止騒動が場所前から勃発!
その騒動を引きづったように初日から大関、横綱が敗れるという波乱含みの前半の場所となった。

場所前の評判では上々だった霧島が何と今日で4連敗。
全く良いところが見えない。
先場所存在を示した横綱照ノ富士も今日敗れて2勝2敗だ。
まだ4日目にも拘わらず残った大関陣も既に1敗を喫しており、後半の上位の星のつぶし合い以前に負けてしまっているのはとても褒められたものではない。
貴景勝は見ていて痛々しい。
首の故障の回復はもはや見込めないのだろう。
何とか勝ち越したいという相撲が続いている。
頭から思いきった当たりができない・・・。
まだ若いだけにやりきれない気持ちだろう。
豊昇龍も相変わらず安定感がない。
この体重、取組みのスタイルでは高レベルでの安定した勝ち星を上げ続けるのは厳しいものがある。
 明日以降どういう展開がまっているのか?
まあ見守るしかないのだが・・・。

井上vsネリ決定! - 長男

2024/03/06 (Wed) 14:10:22

日本が生んだ偉大なボクサー井上選手の次戦がついに決定した。
噂はされていたが相手はなんとあのネリだ。
ステロイド発覚、体重超過などの問題を起こし悪童と言われたあの頃の事はまだ記憶に新しい。
井上陣営がネリを対戦相手に選んだ意図は何なのか?
いずれにしても話題性としては高い。
俺もその一人だ。
5月が待ち遠しいね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/49c1a79319ec99c237cb794dd3b48cb56805d153?page=1

Re: 井上vsネリ決定! - 田舎侍

2024/03/06 (Wed) 21:13:07

タパレスに勝ち、四団体統一を果たしたら、ネリと戦えという指令がコミッショナーから出ていたようですね。それが嫌なら、階級を上げろ、と。

ネリはまだ29歳だとか。井上より年下だったんですね。
ネット上では「最大の敵」と。
何しろパンチがあるから、と。

見所はひとつ。
第一ラウンドです。

これまで数々のボクサーが井上対策を口にした。いや、井上攻略を豪語した。確かに想定し、リングに上がったのだろう。しかし、それを実行したボクサーはいたのだろうか。
あるいは、攻略しようとして自分のスタイルを崩してしまったのではないか。

井上選手と向き合ったとき、想定、が通用しないと思った選手は多かったはず。だから、結果が伴わなかった。

さて、ネリはどうか。
強い格闘家ほど「組み合えば」わかる。
向き合った瞬間、ネリは、自身の剛腕をどう扱おうとするのか。これでもか、と振り回せると感じるか。振り回そうとした瞬間にやられると感じるか。

井上選手はタパレスと戦い、勝った。
あの一戦の意味はとてつもなく大きい。
タパレスからもらった一発。あれは井上を成長させるはずなのだ。ドネアにもらった一発が彼を強化したように。

ボクシングに絶対はない。
しかし、日本国中が井上の背中を押す。

Re: 井上vsネリ決定! - 長男

2024/03/09 (Sat) 10:48:31

そうなんだよ、俺もネリの年齢が29歳としってびっくりしたんだ。
山中と騒動起こした時はまだ若かったんだね。
 ネリ戦が決まったのはそういういきさつがあったんだな。
まあ何だかんだ言っても井上の対抗馬になりそうなのはネリなんだろうけどね。
しかしネリの印象は俺には悪すぎる。
ドーピング、体重超過などプロとしては絶対にやってはいけない事をやってしまったからな。
そう簡単に許せるものじゃない。
そう思ってるファンは俺だけではあるまい。
井上は大人の対応をしているが、少なくとも俺は山中のリベンジをしてくれ!という気持ちがあるね。
そして田舎侍の書き込みとおり注目は1ラウンド目だな。
一流選手は向かい合ったらその強さがわかる。
その時井上は、ネリはどう感じてどう動くのか?
そこに興味があるね。

しかし今の日本勢は本当に層が厚い。
これだけ世界チャンピオンがいる事は凄い事だね。
当日はk-1から転向した武居もタイトルに挑戦する。
ボクシング転向9戦目でタイトルマッチは個人的にはまだ早いように思えるが・・・。
見物ではあるな。

寺地vsカニサレス - 長男

2024/03/02 (Sat) 18:21:59

これもだいぶ時間が経ってしまったが是非意見を述べたい。
結果はもう周知の通り寺地選手が勝利した。
今までと違ったのはかなり苦戦したという点だ。

2ラウンド早くも接近戦をしかけ、ダウンを奪った寺地。
カニサレスの左から右へ繋ぐ瞬間に右のパンチを見事に合わせた。
そのまま勢いに乗る寺地選手。
このラウンドで倒せなかったものの、早いラウンドでのKOを予感させる出だしだった。
 しかし好事魔多し。今度は寺地がダウンを喫してしまう。
カニサレスは頭を動かす。
その頭を微妙に動かした後のやや時間差のあったパンチが頭の動きに反応して出した寺地のパンチ・動きにカウンターとなってしまったのだ。
カニサレスのこの一連の動きはこれを狙っていたのか?それとも単なる偶然か?
いずれにしてもこれで形勢は逆転してしまった。
2ラウンド目の寺地のパンチはタイミングは良かったもののカニサレスの頭の上部に当たっており、深いダメージを与えていなかった。
それ故3ラウンド目カニサレスは反撃が可能だったと思われる。
4ラウンド目からは寺地は更なる接近戦を重ねる。
6ラウンド目までは一進一退の攻防が続く。
だが接近戦ではカニサレスの方がパンチ力がある。
7ラウンド目あたりから寺地の疲れが目についてきた。
明らかにバテている。
徐々にカニサレスが勢いを増してきているように俺には見えた。
特にラウンドの終盤に連打をまとめて打っており、攻めている印象付けもクレバーだったように見えた。
勿論寺地選手も打ち合いに堂々と応じており、明らかな劣勢とまでは言えない展開が続いた。
 11ラウンドから寺地選手はフットワークを使い始める。
距離を取って出入りを素早くした。
(セコンドの指示だったという)
このフットワークにカニサレスはついていけない。
イラついて寺地選手を追いかけるがベタ足でもあり、スピードに欠けている。
勝負は12ラウンドにもつれ込んだが寺地のフットワークにカニサレスは追い切れないまま試合が終了した。

寺地選手はご存じの通り、離れて良し、接近戦良しのオールダウンダーである。
かつては試合では足を使ったいわゆるアウトボクシングを多用していた。
しかしインファイターに一度敗れてからインファイトも身につけた経緯がある。
離れて良し、接近戦良しの寺地選手だが、ここ最近は最初から接近戦を仕掛けているのが目立った印象だった。
後のインタービューで本人が語っていたが、どうやら彼は接近戦にボクサーとしての自分の価値を見いだしたようなのだ。
 俺個人の意見としてはアウトボクシングを基本として適宜接近戦を仕掛ける、そんなスタイルを目指したほうが良いのでは?と思っている。
彼のフットワーク、スピードは世界でも秀逸だ。
唯一無二とも言っていい。
フットワークで相手を翻弄し、接近戦も時折織り交ぜる・・・・、相手は面喰らうに違いない。
勿論これは俺の意見に過ぎない。
本人が接近戦に拘るならそれは勿論それで良い。
彼のボクシング人生なのだから。
次回以降寺地選手がどんなスタイルで試合に臨むのか?
見守って行きたい。

https://www.youtube.com/watch?v=rCHnPFrFoMs&t=837s

Re: 寺地vsカニサレス - 田舎侍

2024/03/06 (Wed) 21:04:01

カニサレスは見事な試合をしたと思います。アグレッシブでしたし、タフで、ハーとも強かったですから。
テクニックでは寺地。もちろんそうですが、完全にそうかと言えば疑問符がつく。今回はそう感じられた。
インファイトに価値を見出した、という発言。本当にそうだったのでしょうか。なんか腑に落ちませんよね。
打たれたあと、感情的になってがんがん行こうとする。彼にはそうした「くせ」があるような気がしてならない。プライドの高さでしょうか、そのときに最大の隙が出ることもまた確かなのです。
好事魔多し、というのは正鵠を射ている表現で、彼のペースだと思っていると、ファイタータイプの相手だといっきにペースチェンジすることもある。寺地が勝手にペースを崩すんですね。墓穴を掘るまでいたらないのは彼のレベルが高いからですが、彼はけっして打たれ強いタイプではない。過去にも負けを喫している。あの試合は自滅の典型でしたから。

感情的になり、それが仇になり、ペースが乱れた。ならば、12ラウンド目のスタミナの切れ方も納得できる気がします。もう心身ともに残量がなくなったという最悪の状態でしたから。決して余裕があったから攻めなかったという風には見えなかった。

プロとアマの違いは、ペース配分にある。
プロ中のプロである寺地選手の唯一の弱点はそこ。感情的になり、一瞬アマのレベルに落ちるのだ。

穿った見方でしょうか。

Re: 寺地vsカニサレス - 長男

2024/03/07 (Thu) 18:02:53

なるほど、一発いいのをもらってついカッとなってしまった。
熱くなって我を忘れて意地でインファイトを繰り返してしまった・・・。
そう考えるとインファイトを延々と繰り返していたのもうなずける。
田舎侍の意見は腑に落ちるな。

那須川天心 覚醒す? - 長男

2024/02/17 (Sat) 10:27:42

だいぶ時間が経ってしまったが、那須川天心vsルイスロブレスの感想をば。

ボクシングデビュー3戦目の那須川選手の相手は世界ランク14位の選手。
3戦目、8回戦で相手が世界ランカー?
いくらなんでも早すぎないか?
と思った俺。
しかし蓋を開けてみたら那須川の圧勝だった。
 距離をとって打たせずに打つ!のスタイルをガラっと変えた那須川。
積極的にパンチを繰り出していく。
那須川のスピードは速い。
今回はボクシングの基本であるジャブを多用した。
相手の顔面に最速で最短で当たるパンチ、それがジャブだ。
ロブレスはあまりのスピードと的確さ、頻度の高さに面喰らった様子だ。
ジャブを警戒し過ぎて那須川の左への意識が薄れていたように見える。
那須川の左ボディが面白いように当たっていた。
ボディストレートではなくフック、アッパーが混ざったような角度でのボディパンチだ。
打つ前に左手を下げて打っているが、それでもロブレスは右のパンチを合わせられない。
ジャブを意識しすぎて左がまともに見えていないのだ。
 2ラウンド目ロブレスはウィービングを多用し始めた。
那須川に的を絞らせない為だろう。
それだけ圧倒されていた。
3ラウンド目にロブレスは積極的に攻め始めた。
しかし近距離でも那須川の顔面にパンチは当たらない。
ブロックもうまく使っていた。
結果としてロブレスを倒す事はできなかったが、那須川天心は大きく成長したと言えるだろう。
こうなると早く那須川の12ラウンド制の試合が見たくなってきたな。
今回見せた攻撃的スタイルを12ラウンドの中でどのように展開して行くのか?
見物である。

https://www.youtube.com/watch?v=crtyVr66BQY

Re: 那須川天心 覚醒す? - 田舎侍

2024/02/25 (Sun) 20:26:34

以前、ここで天心選手はアウトボクシング向き、と指摘したことがありましたね。長男さんも同じ意見だったと。
本当にそんな感じになってきましたね。
近距離でも戦えるのでしょうが、ちょっとまだ無理があるかなと思う。右のショートフックのレベルが世界戦のランカーと比べてもいまひとつなので。
それよりも距離を取って、自分のペースに相手を引きこんだ方がいい。もともとパワーパンチを持っていますから。しかも今回はジャブを自覚的に使っていた。
いいですね。
とても。
左を下げるのはおそらく力み過ぎ。あるいは狙いすぎ。一撃で仕留めようという気持ちが入りすぎ。本人は抑えているつもりなのでしょうが、そこはやはりキックで世界を獲った本能が先へ行く。無理矢理にでもいまは抑える術を培わなければならない。あの一瞬を突かれればマズいことになる。自身にスピードがあるぶん、陽動に使われるとノックアウト性のパンチを食らいかねない。いまのランカーではそうならないでしょうけどね。

いまはとにかく足を使うこと。
左は八割の力で打つこと。
右のショートフックを研究すること。

厳しい指摘をしましたが、期待しているからこそです。

Re: 那須川天心 覚醒す? - 長男

2024/02/26 (Mon) 05:24:40

そう、俺も那須川天心はアウトボクシング向きという事で思いは変わっていない。
理由はいくつかあるが、那須川はストレートパンチャーであるという事もある。
威力のあるストレートを打つには距離が必要だ。
ジャブで主導権を握り、間合いを測って強いストレートを打つ。
これが彼の基本軸となる技術であろう。
ならばそれを活かすにはある程度の距離を保つ必要がある。
さらにボクシングと違う競技のキックではあるが、彼のもつカウンター、後の先など素晴らしい技術を持っている。
それらを活かすにはやはりある程度の距離、間合いが必要となってくる。
ジャブに加えて右のショートフックが加われば鬼に金棒だ。
上記の技術に加えてフィニッシュの為の接近戦の技術が加われば更に良い。
トドメを刺す場合の連打は接近戦になるのでフックの連打を身につけたいところ。

今回は接近戦でも戦える事を証明してみせた那須川。
しかしこの戦法を12ラウンド続けるのか?続けられるのか?は俺としては少し疑問が残った。
中距離走なのに最初から全力で走っている・・・、そんな印象を持ってしまった。
確かにこの相手(ってランカーに失礼だが)ならあのままラウンドを重ねていったら倒せただろう。
だがあの距離でフックが使えていたなら的確に、効率的に倒せていたに違いない。

今回は絶対に相手をKOするという意気込みで戦いに挑んだ那須川。
それ故のスタイルチェンジか?
それとも接近戦を実践で試したのか?
彼とジムの目指すスタイルは何なのだろう?
願わくば俺が冒頭に記したスタイルであって欲しいのだが・・・。
見守っていくしかないが、次回以降の戦いぶりも気になるところだね。

Re: 那須川天心 覚醒す? - 田舎侍

2024/02/27 (Tue) 01:30:32

仰るとおり。
ボクシングは長いラウンド。
ペース配分がキックとは違う。
それも経験かな。

宮城野部屋が消滅?繰り返される暴力問題 - 長男

2024/02/24 (Sat) 12:37:04

白鵬は無事親方になり、宮城野部屋も引き継いで少しは落ち着いてきたのかな?
と思っている矢先に弟子の北青鵬の暴力問題が発覚してしまった。
弟弟子二人に延々と暴力を振るっていた内容は記事を読む限り反吐が出る内容である。
引退は当然の事である。
俺としては解雇して欲しかったところだ。

再三再四暴力問題は採り上げられ、そして厳罰化されているのに何故無くならないのか?
答えは明白だが、ここで書くと過激だし、ショッキングなので控えておく。

更に問題となっているのが親方(元白鵬)の監督責任だ。
2階級降格という処分が下されたが、どうやら協会内部ではだいぶ厳しい意見も飛び交ったようだ。
現役時代はその奔放な行為にたびたび注意を受けた。
今回は協会側からの聴取により親方の資質を問う声が上がったようだ。
暴力を根絶するのはあくまで理想だ。
だが同時に無理であると認識すべきだろう。
相撲界に限らず、世の中から犯罪をゼロにする事など不可能。
問題なのは管理監督者がどう対応するかだろう。
親方の管理監督能力をどう上げているのか?
相撲協会は真剣に考えなければならない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e04bc02404a91e784cb3fd974af23c1cdc08b2d8

Re: 宮城野部屋が消滅?繰り返される暴力問題 - 田舎侍

2024/02/25 (Sun) 20:30:20

大変なことになりましたね。

暴力沙汰で逸ノ城が各界から去り、またしても巨漢力士の不祥事ですか。あんな力士から暴力を振るわれる。空恐ろしいことです。
ただでさえ力士は体が大きく力が強い。それを世のため人のために使うならまだしも、弱い者イジメのために使うなら必要悪でさえない。最低最悪の所業です。引退は当然。刑事事件になってもなんら不思議ではないし、民事訴訟も起こして当然かと思いますね。

元白鵬、宮城野親方の責任は重大極まる。
大横綱、と持ち上げる者も多いが、アンチもまた多い。
さて、どうなるか。

Re: 宮城野部屋が消滅?繰り返される暴力問題 - 田舎侍

2024/02/25 (Sun) 20:37:04

元白鵬へ。
もうひとつ。

ついに馬脚を露したね。

カール・ウェザース永眠 - 長男

2024/02/07 (Wed) 13:26:32

先日この訃報が耳に入った。
彼は言うまでもなく『ロッキー』シリーズに多大な貢献をした役者だった。
脇役を超えた存在でもあった。
無名な役者スタローンがみずから脚本を書いて役者人生を駆けたこの作品は低予算ながら日を追うごとに人気が出始め、世界中でヒットした。
ロッキー、エイドリアン、トレーナーのミッキーなどそれぞれに味のある俳優陣がこの作品の成功をもたらした。
中でも世界王者アポロの存在なくしてはこのドラマは盛り上がらなかった。
俳優とは思えないビルドアップされた身体。
そしてモハメド・アリを彷彿とさせる黒人ならではのセンス溢れるフットワーク。
ボクシングヘビー級絶対王者にふさわしいオーラを身にまとっていた。

カッコいい!と子供だった俺は単純にアポロクリードに憧れてしまったのだ。
ロッキー3でクラバーに敗れたロッキーを助けて見事リベンジに成功。
完全復活したロッキーに誰もいないプライベートリングで二人だけのスパーリングをしたエンディングは俺の中でスポーツドラマ史上最高の瞬間だった。
素晴らしい思い出を作ってくれてありがとう。

ご冥福をお祈りします。
https://www.youtube.com/watch?v=oBbpVkcEWPQ

Re: カール・ウェザース永眠 - 田舎侍

2024/02/08 (Thu) 21:49:16

本当に驚かされましたね。
まさにロッキーシリーズの立役者です。彼がいなければあれほどのリアリティは生まれなかった。奇跡的なキャスティングだったと痛感しますね。ストリートファイト然とした打ち合いでは、王者のプライドをかなぐり捨てた乱戦を望む。そんなシーンが脳裏に蘇ります。
そして、いま。
スピンオフの「クリード」が続編を重ねている。彼の一粒種、忘れ形見が活躍する。アポロの全盛期を超えるのではというほどの肉体美を誇るマイケル主演だ。賛否両論あるとは思うが、ロッキーの火を絶やさず、ぜひ続いてもらいたいと思う。


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